老後資金を貯める 〜私のはじめの一歩〜
さて、これまで計算した結果、自分で用意しなくてはならない老後資金は4,320万円。
退職金は、今のところ約300万円。（中小企業退職金共済事業本部/基本退職金額表で、30年勤めたとして計算）
4,320万円−約300万円＝約4,000万円。
これを息子がひとり立ちしてからの12年で貯めるとすると・・・
4,000万円÷12で年間3,333,333円、月に277,777円。（この時点で現在の収入を越えています...どうしましょう？とほほ。）
しかし、ただ黙っているだけでは、何もはじめらない。千里の道も一歩から（とても長い道のりも、まずは一歩から始まる、ということ。どんな大事業も身近な事から始まるというたとえ。・・・ことわざわーるどより）。千里＝約4000キロメートルのことだから、私にとっては4000万円が4000キロ。ゴールまでたどり着くには、まず一歩を踏み出さないと。
そこで、今年の春から私がはじめたのが、小銭貯金。やりかたは簡単。お財布に小銭（私の場合は50円以下。最初は10円以下でやってみて、大丈夫そうだったので50円に引き上げた）があるときは、即座に小銭貯金用のビンへ投入。そして、ビンの7〜9割りほど貯まったら、あらかじめ作っておいた老後貯金専用の通帳（カードは作らず通帳のみ。残高のあるときは、毎月末1,000円が、年に2回10,000円が定期貯金に回るように設定）に預け入れに行っている。自分なりのポイントは、
- ビンをあまり大きくしないこと（貯まるまでに時間がかかりすぎると気持ちが萎える・・・大きければその分金額も多くなるけれど、小銭ばかりだと、どれくらいの金額なのか分からない。通帳に入れてしまえば、金額は一目瞭然！）
- 性格にもよるが、あくまでも小銭に徹すること（以前500円玉貯金をしていたこともあったが、貯まるスピードは早いものの、いざとなったとき、ついつい使ってしまう。小銭だけで1,000円の買い物はできない自分の性格を利用）
- 専用の通帳をつくること（自分の老後専用だと思えば、細くても長く続きそう。生活費と一緒だと、いつのまにやらあやふやに・・・）
- 最初から無理せず、ある分だけ（やらなければ何も残らないけれど、月に1,000円でも年に12,000円。10年で120,000円・・・になる）
だと思っている。小銭ばかりだと見た目はあまり無いように感じるのだが、預け入れをすると、今のところ、だいたい月に1,000円以上にはなっている。年に12,000円でも60歳までの23年で276,000円。それが倍の24,000円なら552,000円だ。
「焼け石に水」と言う無かれ。『千里の道も一歩から』 最初は月1,000円からでも、年々増やしていければなぁと思う。
（ちなみに[ネットでおこずかい]でチャレンジしているイーバンク銀行株式会社に振り込まれる分も、私の老後資金です）
◎現在の私の老後資金 （2005.9.9現在）
◆老後貯金専用通帳/定期分： 6,000円
◆イーバンク銀行口座入金分：11,000円
老後資金に限らず、皆さんはどのように貯蓄（保険等ではなくて純粋な）していますか？
ちなみに私は、先取り貯金（毎月一定額を定期へ）と、上に挙げた小銭貯金、そして出来る時にする定額貯金をしています。
みなさんは・・・？ぜひ教えてくださいね。【あなたの貯蓄法】
2005.9.9更新
